Dec 18, 2015

Custom-Made "Alchemy Dharma 754 SP #016" "Onikoube SP+"





Alchemy Dharma 754 SP (Semi Parabolic & Parabolic)
Serial No. 2015-016 "Onikoube Special +"


4 pieces + Additional 2 mid sections


This rod can changeable "#4 Line Semi Parabolic action" and "#4/5 Line Full Parabolic action".with rod sock 

Sold 


『Onikoube Special +』と名付けたように、このロッドは、今年、2015年の秋に宮城県鬼首、荒雄河畔公園で開催された、AAM 2015、『荒雄アングラーズミーティング2015』の会場で、ベテランフライフィッシャーの皆様と、プロトタイプロッドの各セクションを様々に組み合わせながら、キャストを繰り返すことによって得たアイディアから組み上げたカスタムロッドです。

ミッドの2セクションを交換することで、

#4ラインにジャストのセミパラボリックアクション、
#4~5ラインを振りこなせるフルパラボリックアクション、

と、異なった2つのタイプのアクションを使い分けることができます。

フルパラボリックアクションになる組み合わせは、ノーマルの"Alchemy Dharma 754 Parabolic"と比較しても、よりパラボリックな方向にアクションを振った、現在では他に類の無い個性的なアクションのロッドになっています。
キャストフィーリングは、まさにウルトラスムース。
ホールを使わない英国式カースティングでも生き生きとしたラインを前後に伸ばします。

セミパラボリックアクションの組み合わせは、より繊細なドライフライでの釣りに向いています。


グリップ : フィッシュテイル、フロアープラスグレードコルク、ロッドエンドはハードラバー
リールシート : オリジナルアップロック         
                     金具は「中島保美鋳金工芸美術研究所」製、ブロンズ・オハグロ仕上げ
ラッピング : 西陣正絹糸薄桜色(トランスルーセント)、ティッピング国産正絹糸黒色
ガイド : Snake Bland Universal Snake Guides - ECOating
ストリッピングガイド : 国産ハンドメイド、赤色クリスタルガイド
適応ラインナンバー: #4 & #4-5 LINE

※布製ロッドソックが付属します。

Sold

























Nov 30, 2015

Custom-Made "Alchemy Dharma 754 Parabolic #015" "Onikoube SP"



Alchemy Dharma 754 Parabolic
Serial No. 2015-015 "Onikoube Special"


『Onikoube Special』と名付けたように、このロッドは、今年、2015年の秋に宮城県鬼首、荒雄河畔公園で開催された、AAM 2015、『荒雄アングラーズミーティング2015』の会場で、ベテランフライフィッシャーの皆様と、プロトタイプロッドの各セクションを様々に組み合わせながら、キャストを繰り返すことによって得たアイディアから組み上げたカスタムロッドです。


ノーマルの"Alchemy Dharma 754 Parabolic"と比較しても、よりパラボリックな方向にアクションを振った、現在では他に類の無い個性的なアクションのロッドになっています。
キャストフィーリングは、まさにウルトラスムース。
ホールを使わない英国式カースティングでも生き生きとしたラインを前後に伸ばします。


グリップ : フィッシュテイル、フロアープラスグレードコルク、ロッドエンドはハードラバー

リールシート : オリジナルアップロック         

                     金具は「中島保美鋳金工芸美術研究所」製、ブロンズ・オハグロ仕上げ

ラッピング : 国産正絹糸抹茶色(トランスルーセント)、ティッピング国産正絹糸黒色

ガイド : Snake Bland Universal Snake Guides - ECOating

ストリッピングガイド : 国産ハンドメイド、緑色クリスタルガイド

適応ラインナンバー: #4-5 LINE






















Oct 30, 2015

Custom-Made "Alchemy Dharma 754 Parabolic #014"




Alchemy Dharma 754 Parabolic
Serial No. 2015-014


この秋に行われたイベント会場での販売用に、特別に仕立てたロッドのなかの1本です。

グリップは現在手に入るコルクの中では最上級のファイブスター・グレード。
リールシートの金具は「中島保美鋳金工芸美術研究所」製、ブロンズ・オハグロ仕上げ。
日本の伝統的金属工芸独自の表面仕上げ加工を施しています。
ラッピングは、京都西陣の極細絹糸を使用した『薄墨色』
ガイドは、ストリッピングには国産ハンドメイドの黄色クリスタルガイド、と Snake Bland の Universal Snake Guides - ECOating - Light Wire、Matching Tip Top を組み合わせています。



Sold



グリップ : フィッシュテイル、ファイブスターグレードコルク、ロッドエンドはハードラバー

リールシート : オリジナルアップロック 
                     金具は「中島保美鋳金工芸美術研究所」製、ブロンズ・オハグロ仕上げ

ラッピング : 西陣極細絹糸白金色(コーティング後は薄墨色)、ティッピング国産正絹黒色、

ガイド : Snake Bland Universal Snake Guides - ECOating - Light Wire

ストリッピングガイド : 国産ハンドメイド、黄色クリスタルガイド

適応ラインナンバー:DT4 / WF5
(ライン負荷の範囲は広いので4番ラインを中心に前後1番は実用範囲です)






















Jul 24, 2015

グラスロッドのプリプレグ



UDグラスのプリプレグ
Unidirectional E Glass and Epoxy Composite 



Sグラスのプリプレグ
Woven S Glass and Epoxy Composite 

今回はちょっと専門的な話になるのですが、
グラスロッドの素材とその構造についてのブログです。




アルケミータックルのグラスロッド "Alchemy Dharma 754 Parabolic" のブランクを作って頂いているテンリュウさんで、グラスロッドの素材を見せて頂きました。

最初の写真に写っている乳白色のシートが、 "Alchemy Dharma 754 Parabolic" に使われているUDグラス(Unidirectional E Glass and Epoxy Composite)のプリプレグ。

2枚目の写真は、現在のグラスロッドに最も多用されている、Sグラス(Woven  S Glass and Epoxy Composite)のプリプレグです。


これら2枚のグラス素材でもっとも大きな差異は、ガラス繊維の種類が違うという以上に、プリプレグを構成している繊維の方向性です。

写真ではわかりにくいのですが、UDグラスのプリプレグシートは、縦方向のグラス繊維だけで構成されています。
Sグラスは、写真でも縦横の繊維が織り込まれた形状になっているのが見て取れると思います。


色の違いは繊維をまとめている樹脂の色の違いで、グラスファイバー(ガラス繊維)自体は両方とも無色の繊維です。


もうひとつ、大きく違うのは、プリプレグ一枚の厚さです。
UDグラスのプリプレグの厚みは、約0.05㎜
対して、Sグラスのプリプレグの厚さは、約0.13㎜
UDグラスのブランクを構成するシートの厚さは、Sグラスのシートの半分以下しかない、ということです。

簡単に説明すると、同じ肉厚のブランクを製作するためには、UDグラスはSグラスの2倍の量を巻き付ける必要があります。
極端に言えば、同じ肉厚のブランクを切断すると、その断面は、それぞれバームクーヘンと海苔巻きの様になっています。

写真を見てもわかるように、UDグラスのプリプレグは非常に薄く、かつ横方向の繊維がないために、ちょっとしたことですぐにヨレてしまいます。
写真にもヨレが写っているのですが、おわかりになるでしょうか。

そのために、UDグラスをブランクにするために、軸となる鉄心、マンドレルに巻き付けることは工程としてより難しく、そのためには、より精度の高い技術と工作機械が必要になるわけですね。

このUDグラスを使うことのメリットは、1枚のシートが薄いので、巻き上げたときの厚さが全周的に均等になりスパインがでにくい。また、縦繊維だけなので、振動の伝達製に優れる、ということでしょう。

これらは素材的な違いで、それ自体に優劣はありませんし、これらの素材をロッド(ブランク)にした場合の優劣にも直接関係はないのです。
それぞれに用途や目的に応じた最適な使い方があって、それを引き出すのが、ブランクを作るメーカーの技術です。


"Alchemy Dharma 754 Parabolic" のブランクを試作するときには、このUDグラスと普通のEグラスとで試作ロッドを作り、いろいろなテストをした結果、最終的に、このUDグラスのブランクを採用することになりました。

いちばんの違いは、グラスロッドなのにUDグラスのブランクは感度がいい、ということです。
フライラインの感触を、ダイレクトに手に伝えてくるので、ラインのコントロールがしやすくなります。
そして、魚を掛けたとき、その動きや、魚が頭を振る様子もダイレクトに伝わります。

素材に適度な、硬すぎない弾性があるのでフックを弾きにくく、掛けた魚がバレにくい、というオマケも付いてきます。

また、素材が薄いので、副次的にですが、ブランクの肉厚を微妙に変化させることが可能になり、細やかなアクション調節ができたようです。


もういちど書きますが、素材自他に優劣はありません。
完成したブランクが素晴らしいロッドになるか、それとも、どこかイマイチなものになるのかは、その素材を使いこなす設計ができる、ブランク設計者の優れた能力と、
その設計されたブランクを量産する工作機械の精度、そしてその機械を扱う、職人さんの熟練した技術がすべてなのです。

優秀な設計者がいなくては、どんなアイディアもカタチにはなりません。
そして、どんなに優れた設計図があったとしても、現場でそれを物として作り上げる精度の高い機械と、それを扱う技術者がいないと、設計通りの完成品にはなりません。

この両者を持っているのが、テンリュウというロッドメーカーなのです。


部外者には非公開であるテンリュウさんのロッド工場を見学させて頂いて、私がいちばん驚いたことは、工場内の各セクションで働く人の多さでした。

これだけ多くの人が、ロッドの製作に係わってるのだ、ということは、ある種の感動でもありました。
そして、これだけのマンパワーが必要な製造現場が、国内にまだあるのだ、ということにも驚きました。

そして、国内工場での生産だからこそ、あの素晴らしいフィーリングを持ったブランクを産み出すことができ、同じ物を再現できる量産精度が出るのだ、ということも理解できました。


テンリュウの会長さんと、設計の三井さん
"Alchemy Dharma 754 Parabolic"のテスト中

テンリュウの会長さんからは長時間にわたって、
この国における釣りの戦後史、ともいえるステキなお話を聞かせて頂きました。
機会があればぜひ書きたいな、と思っています。








Jul 10, 2015

House Custom-Made Alchemy Dharma 754 Parabolic #005





Alchemy Dharma 754 Parabolic
Serial No. 2015-005


このロッドは、お客様のオーダーで、
1970年代の WINSTON をモデルにしたグリップに仕立てました。
リールシートの金具は、クラシカルで雰囲気のある REC 社の NGMD を使っています。
ラッピングはできる限りシンプルでシックに、ティッピングは巻いていません。


グリップ : ハーフウェル(WINSTON タイプ)

リールシート : REC NGMD(コルク・スペーサー)

ラッピング : 京都西陣極細絹糸象牙色

ガイド : Snake Bland Universal Snake Guides - ECOating - Light Wire

ストリッピングガイド : 国産ハンドメイド、SICリング

適応ラインナンバー:DT4 / WF5
(ライン負荷の範囲は広いので4番ラインを中心に前後1番は実用範囲です)



ロッドチューブ : アルケミータックル・オリジナルロッドチューブ
                   金具は「京都KINEYA」製


























May 14, 2015

House Custom-Made Alchemy Dharma 754 Parabolic #003





Alchemy Dharma 754 Parabolic
Serial No. 2015-003


グリップ : シガー(ヤングタイプ)、ロッドエンドはハードラバー

リールシート : オリジナル、リング&リング 
                     金具は「中島保美鋳金工芸美術研究所」製、ブロンズ・オハグロ仕上げ

ラッピング : 京都西陣極細絹糸象牙色、ティッピング国産絹糸黒色

ガイド : Snake Bland Universal Snake Guides - ECOating - Light Wire

ストリッピングガイド : 国産ハンドメイド、黄色クリスタルガイド

適応ラインナンバー:DT4 / WF5
(ライン負荷の範囲は広いので4番ラインを中心に前後1番は実用範囲です)



ロッドチューブ : アルケミータックル・オリジナルロッドチューブ
                   金具は「京都KINEYA」製



















May 8, 2015

House Custom-Made Alchemy Dharma 754 Parabolic #002





Alchemy Dharma 754 Parabolic
Serial No. 2015-002


グリップ : フィッシュテイル、ロッドエンドはハードラバー

リールシート : オリジナルアップロック 
                     金具は「中島保美鋳金工芸美術研究所」製、ブロンズ・オハグロ仕上げ

ラッピング : 国産正絹生成抹茶色、ティッピング国産シルク黒色、メジャーリングラップあり

ガイド : Snake Bland Universal Snake Guides - ECOating - Light Wire

ストリッピングガイド : 国産ハンドメイド、黄色クリスタルガイド

適応ラインナンバー:DT4 / WF5
(ライン負荷の範囲は広いので4番ラインを中心に前後1番は実用範囲です)



ロッドチューブ : アルケミータックル・オリジナルロッドチューブ
                   金具は「京都KINEYA」製

















Apr 27, 2015

House Custom-Made Alchemy Dharma 754 Parabolic #001 






Alchemy Dharma 754 Parabolic
Serial No. 2015-001


アクション:UDグラス特有の、なめらかなフルパラボリック・ミディアムスローアクション

グリップ : ハーフウェル、ロッドエンドはハードラバー

リールシート : オリジナルアップロック 
                     金具は「中島保美鋳金工芸美術研究所」製、ブロンズ・オハグロ仕上げ

ラッピング : 国産正絹生成クリアラップ、ティッピング国産シルク黒色

ガイド : Snake Bland Universal Snake Guides - ECOating - Light Wire

ストリッピングガイド : 国産ハンドメイド、赤色クリスタルガイド

適応ラインナンバー:DT4 / WF5
(ライン負荷の範囲は広いので4番ラインを中心に前後1番は実用範囲です)


ロッドチューブ : アルケミータックル・オリジナルロッドチューブ
                   金具は「京都KINEYA」製


ベンディングカーブはこんな感じです。


このロッドの開発の経緯などについて書いています。
※価格等は当時のものなので、現行モデルとは異なっています。