Alchemy "Leonard Catskill Style" rods
クラモチロッドさんに「1970年代のレナード・キャッツキル」のイメージで組んでもらった一品です。
今回の販売は
Dharma 603 "OIKAWA"
Dhyana 603 Type 1
各一本限定で、即納が可能です。
2本とも使用パーツ等の仕様は同じで、名竿と呼ばれた’70年代のレナードキャッツキルのスタイルを踏襲しています。
グリップ周りの仕上げは、金具とシートフィラーとも当時の純正パーツが入手不可能ないま、さすがはクラモチロッドさんと呼べる仕上がりです。
Alchemy Dharma 603 "OIKAWA" "Leonard Catskill Style"
Custom made by Kuramochi Rod
6' 3P #1 LINE (00)-0-1-2 line
Alchemy Dhyana 603 Type 1 "Leonard Catskill Style"
Custom made by Kuramochi Rod
6' 3P #1 LINE (0)-1-2 line
Alchemy Dharma 603 "OIKAWA”とAlchemy Dhyana 603 Type 1 について”
Alchemy Dharma 603 "OIKAWA”は、UD-E-Glass ブランクを使用した、全長6フィート、スリーピース仕様のショートロッドです。
ブランクは UD-E-Glass アンサンド仕上げ。
ナチュラルホワイトのブランクにトランスルーセントブラウンでコーティング。
※UD-E-Glass (Unidirectional E-Glass) のブランクを使用したロッドには "Dharma"
E-Glass (Woven E-Glass) のブランクを使用したロッドには "dhyana" というモデルネームを付けています。
ロッドアクションはEグラスのクロス織りブランクを使用したDhyana 603 Type 1よりも、よりなめらかにバットに入るプログレッシブ。
Dhyana 603 Type 1と似たウイークポイントのない連続したスムースなアクションのロッドで、軽量ラインでもその重さを手に感じながらフライラインを自在にコントロールすることができます。
#1前後の軽量なフライラインの使用を前提としたスペックなのですが、このロッドの特性から、釣り場の状況やキャスターの好みで、その設計のベースとなったラインウエイトの前後のラインも気持ちよく使うことができます。使用するフライの大きさや、流れや風などの状況に合わせて使い分けて頂ければと思います。
軽いラインでもそのライン負荷を手に感じやすいので、決して難しいロッドではありません。
Dhyana 603 Type 1 と比較すると、こちらの方がより軽量かつしなやかなアクションになっています。
E-Glass と UD-Glass はどちらが優れているかという比較ではなく、素材の特性によって違う感触のロッドができると考えて頂いた方がいいと思います。
両方の素材で同じ硬さのブランクを作った場合、E-Glass の方が肉厚が厚く僅かに重いので、その自重に影響される動的モーメントを加味したアクションになります。
ロッドがより長く、より高番手のラインを使う仕様となると、その素材の重さによるデメリットの方が大きくなるのですが、全長が短く低番手のラインを使う設定だと重さによるデメリットよりも重さがあることによるオートマチックな感覚が特徴になります。またロッド自体の持つトルクもすこし大きく感じます。
この6フィートのショートロッドの試作をするまでは、E-Glass よりも UD-Glass の方が明らかに優れていると考えていたのですが、このロッドの開発過程で クロスに織られたE-Glass の特性にも優れた資質があることがわかりました。
あくまでも感覚的なものなのですが、UD-Glass の方が操作に敏感で自由度が高い反面、操作やタッチに正確さが要求されるように感じます。ひとことで言えば玄人受けしそうなタイプです。
Dhyana 603 は、E-Glass ウーブン(織物)ブランクを使用した、全長6フィート、スリーピース仕様のショートロッドです。
ブランクは E-Glass アンサンド仕上げ、トランスルーセントブラウンコーティング。
"dhyana" というネーミングは "dhyāna"(ディヤーナ)というサンスクリット語からとりました。
『禅』という言葉の元になった『禅那』の語源です。
ロッドアクションはなめらかなプログレッシブ。
ウイークポイントのない連続したスムースなアクションのロッドで、軽量ラインでもその重さを感じながらラインを自在にコントロールすることができます。
基本的には#1ラインと#2ラインの使用を前提としたスペックの2本ですが、このロッドの特性から、釣り場の状況やキャスターの好みで、その設計のベースとなったラインウエイトの前後1番のラインも気持ちよく使うことができます。