Jun 6, 2018

"Alchemy Dharma 603 OIKAWA" debut !

Alchemy Tackle Glass Rods の新製品 "Alchemy Dharma 603 OIKAWA" 発売します。






今回発売する "Alchemy Dharma 603 OIKAWA" は、UD-E-Glass ブランクを使用した、全長6フィート、スリーピース仕様のショートロッドです。

ブランクは UD-E-Glass アンサンド仕上げ。
ナチュラルホワイトのブランクにトランスルーセントブラウンでコーティング。

UD-E-Glass (Unidirectional E-Glass) のブランクを使用したロッドには "Dharma"
E-Glass (Woven E-Glass) のブランクを使用したロッドには "dhyana" というモデルネームを付けています。

ロッドアクションはよりなめらかにバットに入るプログレッシブ。
先に発売した "dhyana" と似たウイークポイントのない連続したスムースなアクションのロッドで、軽量ラインでもその重さを手に感じながらフライラインを自在にコントロールすることができます。

#1ラインの使用を前提としたスペックなのですが、このロッドの特性から、釣り場の状況やキャスターの好みで、その設計のベースとなったラインウエイトの前後のラインも気持ちよく使うことができます。使用するフライの大きさや、流れや風などの状況に合わせて使い分けて頂ければと思います。
どちらかと言えば "type 1" は軽量ラインに慣れたエキスパート向きのロッドですが、軽いラインでもそのライン負荷を手に感じやすいので、決して難しいロッドではありません。

先に発売した "alchemy dhyana 603" type 1 と比較すると、こちらの方がより軽量かつしなやかなアクションになっています。

E-Glass と UD-Glass はどちらが優れているかという比較ではなく、素材の特性によって違う感触のロッドができると考えて頂いた方がいいと思います。
両方の素材で同じ硬さのブランクを作った場合、E-Glass の方が重いので、その自重に影響される動的モーメントを加味したアクションになるわけです。
ロッドがより長く、より高番手のラインを使う仕様となると、その素材の重さによるデメリットの方が大きくなるのですが、全長が短く低番手のラインを使う設定だと重さによるデメリットよりも重さがあることによるオートマチックな感覚が特徴になります。

この6フィートのショートロッドの試作をするまでは、E-Glass よりも UD-Glass の方が明らかに優れていると考えていたのですが、このロッドの開発過程で逆に E-Glass の特性に目覚めたわけです。

あくまでも感覚的なものなのですが、UD-Glass の方が操作に敏感で自由度が高い反面、操作やタッチに正確さが要求されるように感じます。ひとことで言えば玄人受けしそうなタイプです。



ロッドスペックは、
"Alchemy Dharma 603 OIKAWA" type 1 : 6' 3P #1 LINE (00-0-1-2 line) ※38g

※"alchemy tackle" 標準仕様の自重です。


標準仕様完成品価格:62,000円(本体57,408円+税)
トルザイトガイド仕様:67,000円(本体62,038円+税)
※オリジナルの竿袋が付属します。
ブランク価格:25,000円(本体23,149円+税)


8月下旬に、20本入荷予定。
※ご予約受付中です。



最終的な開発テストに使用したロッドの現物、
"Alchemy Dharma 603 OIKAWA" type 1 を現品限りで即売いたします。
※製品化したブランクと同じスペックのブランクを使用、商品写真に写っているロッドです。 
Sold












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